著者、久坂部羊氏も
医学部卒の作家なので
本に登場する医者もとても
リアリティーがあると感じた📚️
初めて久坂部羊氏の本を読んだが
あっという間に引き込まれて
あっという間に読むと言う感じだった
もう手の施し様がない癌患者と
それを告げる医師の物語。
どんどん話が進んでいく📚️
見捨てられた患者の怒りに
とても共感出来るところがあった…
たらい回し、心ない言葉、
口に出さなくとも目に滲む気持ち、
そんなものにやたら気づいてしまう時
自分の具合の悪さと、
またあの目と言う気持ちに
胸が締め付けられる思いを
何度も経験しているので、
病気は違えど同じことを考えるのが
患者なんだなぁと…強く感じた。
それから医師と患者の溝についても
とても共感出来るところが多かった。
この本は2014年に
日本医療小説大賞を受賞している📚️
とても読みやすい本なので
ぜひお勧めしたい1冊がまた増えた📚️