合縁奇縁なり

妾の日常

書籍 消された一家 北九州連続監禁殺人事件


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やっと読み終わりました📖

ちょっと今回は…

途中、何度も読むのを止めました。

はっきり言ってこの事件が

キツ過ぎる事件です…。

 

個人的に本や映画も

ノンフィクションが好きです。

 

豊田正義氏の本は初めて読みました。

彼はノンフィクションライターです。

 

私は清水潔氏の本を数冊読みましたが

報道人とノンフィクションライターで

こうも書き方が違うんだと感じました。

 

最初なかなか入り込めない感じで

これは事件が酷すぎるのか、

それとも書き方がハマらないのか、

よく分かりませんでした📖

 

ただ、読み進めて行く内に

豊田正義氏の人間的な優しさが

滲み出て来る、そして、

この事件の言葉では言い表せない

酷く残虐な壮絶な殺人や拷問の数々、

報道規制がかかる程のものが

次々に明らかにされる。

本当にこんな事が起こったのかと

疑いたくなるほどでした…。

 

当時の報道がうっすらと記憶にある。

ニヤついた男が松永太、

ボサボサの髪の女が緒方純子だった。

いつの間にかニュースは

全く報じられなくなり、

一体何だったんだ?と

不思議に思った遠い記憶が甦った…

まさかあまりの残虐性に

報道規制とは思いもしなかった…。

そして何十年経った今、

その事件の本を手にしている自分、

不思議な感覚です…。

 

この本は「あとがき」

控訴審判決と緒方純子からの手紙

-文庫版あとがきにかえて-」

精神科医岩波明氏の解説」

を、全て読み終わって完結すると思う。

そこまで読まないと全ての事を

ひっくるめて理解出来ないと感じる。

 

また、豊田正義氏が

緒方純子に差し入れた数冊の本は

私が生きる意味を見いだせなかった時

友人からプレゼントされた本と

ほぼ同じ内容だった。

ヴィクトール・フランクルの本

「夜と霧」 「生きる意味を求めて」

「それでも人生にイエスと言う」

この三冊は私が線維筋痛症の発病時

痙攣を度々起こして救急車の常連、

何の薬も効かず、口から泡を吹いて

激痛に耐えきれず白目を向いて倒れる

病状が悪化の一歩をたどり、

車椅子の一歩手前まで決まっていて

寝たきりの状態で歩く事がままならず

それでも諦めきれずに…現在の家族に

ズボンのベルトのところを持ってもらい

引きずられながら歩いた頃を思い出させる。

酷い状態で「死ぬことを本気で考えた毎日」

 

そんな時にプレゼントされた本だったので

かなり思い入れがある本だった📖

フランクルの本は壮絶な体験をした者に

かなり深く染みる本だと思う…。

緒方純子にもかなり深く

染みたんだろうと勝手に感じた。

 

個人的な意見だが、

豊田正義氏と清水潔氏の違いは

はっきり言って「恨みつらみ」が

あるか・ないかだと思う(笑)

 豊田氏は真っすぐだと感じる。

清水氏は斜めから目線かな(笑)

 

私には、どちらも大好きな

ノンフィクションを

書籍に出来る人達だが

どちらかと言うと清水潔氏の方が

グッと胸を掴まれる…

そんな本の書き方をすると感じる。

しかし、豊田氏の他の作品を

読んでみたくなったのも事実です。

 

とにかくこの酷い事件の全てを

この本で多くの人に読んで知ってもらいたい。

 

松永太と言う胸糞が悪くなる

息をする様に嘘をつく糞野郎を

私は絶対に許せない。

同じ目にあって

死ねばいいとさえ思う。

未だに無罪を主張し反省の色は

微塵もない糞野郎だ。

シリアルキラーと簡単な一言で

片付けて欲しくない。

この世に間違って生まれてきた

悪魔か何かだと思う。

決して人間ではない。

 

そして緒方純子も同じく

シリアルキラー扱いされているが

松永太とは全く違った形の

殺人犯だと言える。

 

それがこの本を最後まで

読んで唯一分かる事。

この事件が何故ここまで

酷い事件になってしまったのかは

私には分からないし、

おそらく誰も分かり得ないと思う。

 

解説の岩波明氏が紹介している

「この手で人を殺してから」や

ハリー・H・ホームズの事件の数々、

連合赤軍のリンチについて、

ベトナム戦争兵士のPTSD

精神病院の電気ショック療法などを

細かく読むと少しは理解出来る

気がすると思う。

岩波氏の紹介本やフランクルの本、

連合赤軍PTSDについての本など

全て読んでいた私は完全に結果が

つながった気がした。

だから、解説まで全てを読んで欲しい。

 

ja.wikipedia.org

 

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