作品としては伝記を作った方が
優れていたのではないかと思う映画
1887年のニューヨーク、
ブラックウェルズ島、
そこにあった精神病院に
ネリー・ブラウンという
自分の名前しか覚えていない女性
が連れてこられるところから
この物語が始まる🎬
記憶がない以外は正気の彼女は
病院を出ようとするが、
医師の説得により
記憶の回復までは残ることに。
しかし、精神を病んでいるはずの
周囲の人達も正気であることに気付く。
寮長による「躾」と称した治療こそが
問題であると実体験から知る。
原作からのフィクション🎬
ネリー・ブライと言う
女性ジャーナリストが
潜入取材を
「精神病院での10日間」
と言う本にした事が元ネタです。
彼女は実在した人物であり、
女性として評価された
有名な女性ジャーナリスト。
あの当時、
女性ジャーナリストが
注目を集めたり、
評価されたりするのは
大変な事だったと思う。
ましてや当時狂っていた
精神病院に体当たりで
潜入取材するなど…
よく生きて出られたと思う。
2019年 88分 16+